マツエクをつけに行くときに「ナチュラルな感じが良いなぁ」と漠然と考えている方は多いかと思います。
また、学校や職場の決まりで「マツエクが派手になるのは避けたい」と悩まれている方もいらっしゃることでしょう。
とはいえ、どのようにオーダーすればナチュラルにしてもらえるのか分からず、失敗しないか不安に感じているケースは珍しくありません。
お客様
お客様
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実際にアイリストとして働いていた筆者も、お客様からこのようなご相談やリクエストを受けた経験がたくさんあります。
じつは、マツエクをナチュラルにする方法は一つだけではありません。大切なことは、ご自分に合った方法を選び、理想的な仕上りにすることです。
そこで本記事では、マツエクをナチュラルに仕上げるための様々な方法をご紹介します。
自然な感じでマツエクをつけたいとお考えの方は、ぜひ本記事の内容をオーダーの参考になさってください。
マツエク、まつ毛パーマ、マスカラ、ビューラー、これらは全て「自まつ毛」の状態が仕上がりの良し悪しに影響します。
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もくじ
マツエクをナチュラルにする方法は色々ある
マツエクを“ナチュラルにする”といっても、選択肢は一つだけではありません。
例えば、同じナチュラルでも「マツエクが付いてるのがバレたくない方」と「トレンドの“抜け感”を演出したい方」とでは、求める仕上りが異なります。
また、「一重（ひとえ）か・二重（ふたえ）か」「目が大きいか・小さいか」などの条件によってもマツエクの見え方は変わってきます。
おおた
そこで、ナチュラルにする方法にはどのようなものがあるのか、特徴をそれぞれ確認していきましょう。
マツエクをナチュラルにする方法その1.「つける本数を減らす」
ナチュラルにする方法の1つ目は、マツエクの本数を減らすことです。
マツエク同士の「密度」が高くなればなるほどマツエクの仕上りは「濃く」「黒々しく」なり、ナチュラルとは程遠くなります。
そのため、マツエクの密度が高くならない程度に本数を抑えることは、ナチュラルな雰囲気に仕上げることは一つの方法としておすすめです。
おおた
具体的には、80本、100本、120本ほどの仕上りにすると、程よく密度が出て、ナチュラルにも仕上りやすいです。
目の横幅は人それぞれで、目幅によってマツエクの密度は変わります。
目幅がかなり狭めの人が100本のマツエクを装着した場合、平均よりも密度が高くなることを想定し、ナチュラルに仕上げるためには80本に抑えたほうが良い場合もあります。
一方、目幅がかなり広めの人が100本のマツエクを装着した場合は、1本1本の隙間が空きすぎてしまう可能性もあるため、ナチュラルにしたい場合でも120本ほど付けたほうが良い場合もあります。
マツエクをナチュラルにする方法その2.「太さを“細め”にする」
2つ目のナチュラルにする方法は、マツエクの太さを細めにすることです。
マツエクを細くすることで1本1本の濃さが減るため、全体的に薄い感じに仕上ります。
マツエクは0.15mmほどの太さの装着することが一般的ですが、薄くナチュラルに仕上げたい場合は自まつ毛によく似た太さである0.1mmや0.12mmのマツエクを装着します。
通常はマツエクをつけるとマスカラを塗ったような雰囲気になりますが、細めのマツエクを装着することで、自まつ毛が増えたような雰囲気に仕上ります。
マツエクをナチュラルにする方法その3.「長さを“短め”にする」
ナチュラルにする方法の3つ目は、マツエクの長さを短めにすることです。
マツエクは自まつ毛以上の長さを出せることがメリットでもありますが、自まつ毛にはない長さをつけることで人工的な雰囲気がどうしても出てしまいます。
おおた
一般的には自まつ毛よりも長さのある10mmや11mmが人気ではありますが、この長さの場合はマツエクがついていることが分かります。
マツエクかどうか分からないような仕上りにしたい場合は、自まつ毛よりもほんの少しだけ長さの出る8mmや9mmほどの長さで仕上げるのがおすすめです。
自まつ毛と同じような長さのマツエクをつけると、カール感と濃さだけが出るため、自まつ毛にビューラーやマスカラを塗ったような雰囲気に仕上ります。
マツエクをナチュラルにする方法その4.「カールを“弱め”にする」
4つ目のナチュラルにする方法は、マツエクのカールを弱めにすることです。
マツエクのカールが強いほどパッチリとした仕上りになりますが、ナチュラルにしたい場合はあまりカールを上げすぎないほうが良いでしょう。
ビューラーで自然に上げたようなカールや、ナチュラルだけどパッチリ感が欲しい場合は、Cカールがおすすめです。
しかし、ほとんどカール感を出したくない場合は、Cカールよりもカールの弱いJカールをつけたほうが良い場合もあります。
まぶたの厚みや二重幅などは、マツエクの見え方に大きく影響します。
とくにカール感の強弱は正面からの見た目に関わるので、慎重に選ぶほうが良いでしょう。
一重や奥二重の方、下がりまつ毛の方の場合は、マツエクが下がって見えやすい場合があります。
Jカールだとマツエクがほとんど見えない可能性もあるので、Cカール以上がおすすめです。
マツエクをナチュラルにする方法その5.「デザインを“自まつ毛風”にする」
ナチュラルにする方法の5つ目は、マツエクのデザインを自まつ毛風にすることです。
マツエクは、目頭・黒目の上・目尻など部分的に長さを変えることで、お目元全体に装着した時の形に変化をつけることができます。
その際に、もともと生えている自まつ毛のような形でつけることで、自然な雰囲気に仕上げることができます。
自まつ毛は目頭部分が短くなっているため、マツエクを装着する際も目頭側を短くすると良いでしょう。
マツエクのデザインについて詳しくまとめた記事がありますので、デザインにお悩みの方は参考になさってください。
マツエクをナチュラルにする方法その6.「マツエクの種類を毛先が細いものにする」
6つ目のナチュラルにする方法は、マツエクの種類を毛先が細いものにすることです。
マツエクには様々は種類がありますが、ボリューム感が出やすいようにあえて毛先が太くなっているタイプも存在します。
毛先が太くなっているマツエクとして代表的なマツエクは、ミンクエクステやフラットラッシュなどです。
こういったタイプのマツエクを装着すると、毛先にボリューム感が生まれ、人工的な不自然さが出る場合があります。
ナチュラルにしたい場合は、自まつ毛のように毛先が細く加工されているマツエクを選ぶことをおすすめします。
毛先が細いマツエクとして代表的なものは、セーブルエクステです。
マツエクの種類について詳しくまとめた記事がありますので、毛質でお悩みの方はあわせてご覧ください。
マツエクをナチュラルにする方法その7.「ブラウンのカラーエクステをつける」
ナチュラルにする方法の7つ目は、ブラウンのカラーエクステをつけることです。
最もオーソドックスなマツエクはブラックですが、マツエクには“カラーエクステ”というものが存在します。
ピンクやブルーなどのカラフルなカラーエクステもありますが、ここ数年でトレンドになっているのがブラウン系のカラーエクステです。
ブラックに比べてブラウンは肌色とのコントラストが少ないため、肌なじみが良く、優しい印象に仕上ります。
長さ、太さ、カール、デザインなどはナチュラルにしたくないけど、派手さを抑えて抜け感やトレンド感を演出したい場合などは、ブラウンのカラーエクステがおすすめです。
まとめ
本記事では、マツエクをナチュラルにするための方法について解説してきました。
一言で「ナチュラルなマツエク」といっても、自まつ毛のような雰囲気に仕上げたい場合や、抜け感を出しつつ目元を盛りたい場合など、いくつかのケースがあります。
そのため「ただ短くすればいい」「ただ本数を減らせばいい」といった単純な方法をすべての方に当てはめたからといって、理想の仕上りになるとは限りません。
どのような仕上りにしたいのかによって、ナチュラルにするための最適な方法は変わります。
ご自分に似合うナチュラルなマツエクを叶えるためにも、ぜひ本記事を参考になさってくださいね。
マツエクに欠かせないお手入れとは？
自まつ毛の状態は、マツエクの「持ち」や「つけられる本数」に大きく影響します。
「自まつ毛が傷んでいる」と毎回アイリストに言われてしまう…
弱いまつ毛に付けてるから、マツエクの持ちがいつも悪い…
マツエクをつけることは、少なからず自まつ毛の負担になります。
何もケアしなければ自まつ毛のダメージは蓄積され、結果的にマツエクの持ちが悪くなる負のスパイラルへ。
せっかくお金をかけてマツエクをつけたのに、こんな思いをするのは嫌ですよね。
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