マツエク(まつ毛エクステ)は、まつ毛をボリュームアップするための美容施術です。
マツエクを装着することで、まつ毛の短さや少なさといったコンプレックスを解消し、目元を華やがせることができます。マツエクの知名度は高く、アイラッシュサロンも各地に軒を連ねています。
とはいえ、まだマツエクを経験したことがない方もいらっしゃるハズ。お目元への施術に対して緊張感を感じている方や、初めての美容施術に不安や疑問を抱えている方も多いかと思います。

「マツエクってちょっと怖い…」と感じている方も中にはいらっしゃるでしょう。
そこで本記事では、マツエクに関するイメージを具体的にしていただくために、マツエクの概要から施術後の注意点までを網羅的にご紹介していきます。
マツエク初心者の方は、本記事を参考にマツエクについての理解を深めていってくださいね。
マツエクとは?
マツエクは、専用の接着剤を使用して、人工毛を自まつ毛1本1本に装着していく技術です。マツエクの施術は、アイラッシュサロン(マツエクサロン)で誰でも受けることができます。
マツエクのメリット・デメリット
まつ毛をボリュームアップする手段には、ほかにもビューラー・マスカラによるメイクやまつ毛パーマなどがあります。
これらの方法に比べ、マツエクには「メイクの時短になる」といったメリットがある一方で、「施術にコストがかかる」といったデメリットもあります。
マツエクの基礎知識
マツエクに関するイメージをもっと鮮明にしていただくために、初めてマツエクに行くときから装着後の注意点まで、詳しく解説していきます。
初めてのマツエクの注意点
初めてマツエクをつけるときは、事前に知っておくべき注意事項があります。例えば、施術時のメイク・コンタクト・服装・髪型などに注意が気をつける必要があります。
ほかにも、当日の流れや、施術後の注意点を踏まえたスケジューリングが必要になるなど、初めての方に必要な内容がたくさんあります。
初めてマツエクをつけに行く方は、下記の記事をご覧ください。
マツエクの種類
マツエクには、いくつかの種類があります。マツエクの種類によって仕上がりの雰囲気が変わったり、自まつ毛との相性によって持続期間が変わったりします。
代表的なマツエクの種類には、下記のようなものがあります。
- シングルラッシュ
- フラットラッシュ
- ボリュームラッシュ
- アップワードラッシュ
- バインドロック
- パリエク
- LEDマツエク
- カラーマツエク
マツエクの種類は、質感や加工方法の異なる1本1本の毛質の違いだけでなく、施術方法の違いによっても細分化されています。こういったマツエクの種類については、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクのデザイン
マツエクは、お好きなデザインで装着することができます。マツエクのデザインは、太さ・長さ・カール・本数などの組み合わせによって、自由自在に変化させることができます。
代表的なマツエクのデザインには、下記のようなものがあります。
- タレ目のマツエクデザイン
- ギャルっぽいマツエクデザイン
- キュートなマツエクデザイン
- 韓国風(オルチャン)のマツエクデザイン
- 中国風(ワンホン)のマツエクデザイン
マツエクのデザインによっては、お顔の雰囲気を替えたりコンプレックスを解消したりすることも可能です。マツエクのデザインについては、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクの長さ
マツエクは、お好きな長さを装着選んで装着していきます。目頭・中央・目尻といった部分ごとに長さを変えて、組み合わせて装着することも可能。
一般的に多くのお客様が装着される長さとしては、下記のような長さが代表的です。
- 9mm
- 10mm
- 11mm
- 12mm
上記以外にも、短いもので5mmくらいから、長いもので15mmくらいまでのつくりがあります。ただし、サロンによっては導入していないケースもあります。
マツエクのカール
マツエクは、カールの強弱を選ぶことができます。カールの強いマツエクを付けるほどゴージャスな印象に、カールの弱いマツエクを付けるほど控えめな印象になります。
カールの名称はサロンによって異なる場合がありますが、代表的なカールは下記の通りです。
- Jカール
- Cカール
- CCカール
- Lカール
マツエクのカールは、マツエクの持ちにも影響します。そのため、見た目と持続期間の両面から選ぶ必要があります。マツエクのカールについては、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクの本数
マツエクは、お好きな本数を装着することができます。ただし、自まつ毛の生えている本数の範囲内でしか選ぶことはできず、人によって装着できる本数は異なります。
一般的には、マツエクの状況に合わせて下記のような本数を装着することが多いです。
- 60本
- 80本
- 100本
- 120本
- 140本
マツエクの本数は、まつ毛のボリューム感への影響があるのはもちろんのこと、施術にかかる時間や費用にも影響をもたらします。各マツエクの本数の違いは、下記の記事に詳しくまとめられています。
下まつ毛のマツエク
マツエクは、下まつ毛に装着することも可能です。下まつ毛にマツエクを装着することで、マスカラによるパンダ目を防ぎつつ、より目を大きく見せることができます。
ただし、下まつ毛のマツエクは上まつ毛のマツエクに比べて持ちが悪いなどの難点もあるので、承知のうえで装着しましょう。下まつ毛のマツエクについては、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクの持ち
マツエクの持ちは、平均でおよそ1ヶ月ほどです。1ヶ月ほどの期間が経つと、ほとんどのマツエクが取れてきたり方向が乱れたりして、メンテナンスが必要になります。
マツエクが取れるのは、自まつ毛の毛周期(生え変わりのサイクル)によって、マツエクのついた自まつ毛ごと抜け落ちてしまうことが大きな理由の一つです。
ほかにも、グルー(接着剤)の劣化や摩擦・衝撃によって自まつ毛から外れてしまうことがあります。マツエクの持ちについては、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクの頻度
マツエクに通う頻度は、月に1回ほどの頻度でメンテナンスを行なう方が多いです。平均的な持ちの期間である1ヶ月前後のタイミングでアイラッシュサロンに再来します。
ただし、マツエクの頻度には個人差が現れることが多いです。というのも、どの段階で「マツエクが取れた」と感じるかは人それぞれであるためです。人によっては月に2回、あるいは2ヶ月の1回という頻度になる場合もあります。マツエクの頻度については、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクのオフ
マツエクを取り外すことを「オフ」と呼びます。マツエクのオフは、すべてのマツエクを新しく付け替える際や、マツエクからまつ毛パーマに切り替える際に行います。
マツエクをオフせずに付け続けていると、見栄えが良くないだけでなくまつ毛の根本に汚れが溜まっていくため、定期的なオフを行なう必用があります。マツエクのオフについては、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエクのリペア
マツエクの代表的なメンテナンス方法が「リペア」です。日本語で「補修」という意味を持つリペアは、乱れたマツエクをキレイに戻すために行ないます。
リペアの頻度は人それぞれですが、一般的には3週間前後で行なう方が多いです。マツエクのリペアについては、下記の記事に詳しくまとめられています。
マツエク中のメイク
マツエクを付けた後は、基本的にいつも通りお化粧をして構いません。ただし、ビューラーは使用できず、マスカラも専用のものしか使用できないなど、アイメイクに関しては少し注意が必要です。
また、メイクを落とす際にもいくつか注意点があります。マツエクに対応しているクレンジングを使用し、優しく丁寧に洗顔する必要があります。
マツエク後のお風呂
マツエクを付けた後は、3~4時間ほど入浴するのを控える必要があります。それより早くお風呂に入ってしまうと、マツエクの持ちが悪くなる可能性があります。
また、3~4時間も入浴を待てない場合は、ドライヤーでグルーを乾かすなどの工夫が必要です。マツエク後のお風呂については、下記の記事に詳しくまとめられています。
セルフマツエク
マツエクは通常、アイラッシュサロンで施術を受けます。しかし、何らかの事情によってサロンに行けない方の場合、セルフマツエクを行なう場合があります。
セルフマツエクとはご自分でマツエクを装着することで、専用のキットも販売されています。ただし、高度な技術を必要とするマツエクを初心者が行なうことは、リスクが伴います。
どうしてもセルフマツエクを行いたい方は、必ず事前に注意事項を確認したうえで望むようにしましょう。